日本でも身近な野草「ヨモギ」

3月の日当たりのよい草原などにヨモギの若葉を沢山見つけることができます。

ヨモギはマグワートと呼ばれるハーブの近縁種です。ヨーロッパやアジアで古くから不思議な力があると信じられており、料理の詰め物や餅や団子に混ぜ込んだり、お灸のもぐさに用いたりしました。

学名のArtemisiaは豊穣と多産を司る月の女神のArtemisが語源とも言われ、古くから婦人病などに用いられてきたそうです。

ヨモギの楽しみ方をご紹介いたします。

 

お味噌汁・おにぎりとして

若葉を摘んで水洗いし、熱湯で一煮立ちし水にさらし、水気を絞っておひたしとして食します。おひたしとしたものを「お味噌汁」、「炊き込みご飯」の具として利用してヨモギ味噌汁、ヨモギの炊き込みご飯として利用することができます。おひたしを細かく刻んでお団子やパンケーキなどにも利用できます。

 

ヨモギのグリーンスムージー

ヨモギのおひたしを他の青野菜や牛乳と混ぜてグリーンスムージーとして利用します。はちみつやバナナなどの甘みを加えると飲みやすくなります。

ヨモギの入浴剤

若葉を摘んでさっと水洗いし、ザルなどに広げ乾燥させ保存して量が貯まったら網目の細かい洗濯ネットや木綿の袋などに入れて湯船に浮かべます。ヨモギは肌にも良い浴剤なります。

鈴木さちよ

ハーブ事典でもこのハーブを紹介しています

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