清々しく元気をもらえる群青色の花『コーンフラワー』

清々しく元気をもらえる群青色の花「コーンフラワー」

清々しく元気をもらえる群青色の花「コーンフラワー」

小麦の畑に混じって花を咲かせることからコーンフラワーと呼ばれています。温帯地方北部が原産で歴史は古く、ネアンデルタール人の墓からコーンフラワーの花粉が発見されています。日本名はヤグルマギク。花の形が鯉のぼりをあげる時の矢車に似ていることが名前の由来です。開花時期がちょうど節句の5月初旬から6月にかけて青色などの花を次々と咲かせます。

庭や切り花ではあまり目立たなく脇役として取り扱われることの多い花ですが、昨今では青以外にもピンクや白、黒など様々な色が生まれてアクセントとして心強い存在です。明るい青色は見ているだけでも清々しく、元気をもらえます。

鈴木さちよ

エディブルフラワー*としての楽しみ方

*エディブルフワラー・・・食べられる花

「花とベビーリーフのサラダ」

コーンフラワー・・・花5〜6本(花弁を外して利用します)

玉ねぎ・・・半球

ベビーリーフ・・・小1袋

<作り方>

1.玉ねぎを千切りにし、塩もみをして水にさらします。

2.ベビーリーフを水洗いします。

3.玉ねぎとベビーリーフをあえたものをお皿に盛りつけ最後にコーンフラワーの花を散らします。青い色の花弁がお洒落で新鮮なサラダになります。

モイストポプリとしての楽しみ方

 

「コーンフラワーのモイストポプリ」

蓋付きのガラス瓶・・・1瓶

塩・・・ガラス瓶の大きさに収まる量

コーンフラワーの花・・・適量(半乾きの花)

その他手に入る花や葉・・・適量

アロマオイル・・・お好みで

<作り方>

1.ガラスビンの底に塩を敷き詰めます。

2.その上に花や葉を敷き詰め、これを交互に繰り返します。色や香りが好きなものを利用したり、庭でその時期手に入るもので試してみましょう。

3.香りものが少なければアロマオイルを3〜5滴垂らします。2週間ほどすると香りが熟成され始めます。1年ほど過ぎると香りがするポプリとなります。

ハーブ事典でもこのハーブを紹介しています

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