夏バテ、疲労回復に『ハイビスカス(ローゼル)』

ハイビスカスがハーブとして日本で注目されるようになったのは、1964年に開催された東京オリンピックから。

マラソンのアベベ選手やドイツの選手団が試合中に天然のスポーツドリンクとしてハイビスカスティーを飲み、金メダルを獲得したことで日本でも知られるようになりました。

▲ハイビスカスがブレンドされています

現在では夏になるとハーブ専門店だけでなく、スーパーでもハイビスカスティーを多く見かけるようになりました。

▲観賞用のハイビスカス

ハーブティーとして知られるハイビスカスはハワイ州の花として知られている、観賞用のものとは別の種属です。
苗を探す場合は「ローゼル」として探すと混同が避けられるでしょう。

▲ローゼル

夏の肉体疲労を回復させ、肌荒れやむくみ、便秘にも役立つハイビスカスティーを夏場の飲み物として楽しむのはいかがでしょうか?

▲ハイビスカスティー

ハイビスカスの楽しみ方

ノンアルカクテル風ハイビスカスティー

<材料>

ハイビスカス    小さじ1

ローズヒップ    小さじ1

熱湯        50~100 cc

100%オレンジジュース  200 cc

氷           適量

ガムシロップ    お好みで

ハイビスカスとローズヒップはよくブレンドされてティーバックに入ったものが販売されているので、そちらを利用するのが手軽です。

ハイビスカスとローズヒップに熱湯を注ぎ5分ほど蒸らし濃いめに抽出します。

氷を沢山入れたグラスにオレンジジュースを先に注ぎます。

お好みでガムシロップを注いで下さい。ガムシロップを入れたほうが層が作りやすくなります。

グラスのふちに沿わせるように、ハイビスカスティーをに静かに注ぎ入れます。

オレンジジュースが下に、ハイビスカスティーが上にと二層に別れた飲み物ができます。

ミントの葉を浮かべるなどしてもお洒落です。

参考文献

『ハーブのわかる事典』(ナツメ社)

『メディカルハーブ事典』(東京堂出版)

ブログ著

鈴木さちよ

ブログ監修

管理栄養士 坂本禮子

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