【第9回】富良野自然塾を開催しました

こんにちは。スタッフ山下です。

やわらかな春の日差しがうれしい季節になりましたね。

先月開催されました

富良野自然塾「環境教育プログラム」の様子をお届けいたします。

▲NPO法人富良野自然塾 中島 五郎氏

鈴木ハーブ研究所では、学生さんや地域の方を対象に、

体験型ワークショップ「環境教育プログラム」を2011年から行っております。

今回は中島吾郎氏を講師としてお迎えし

インターンシップの学生、東海村役場職員の方もご参加いただきました。

▲鈴木ハーブ研究所:リモートスタッフはオンラインで参加

まず、前半は『持続可能な社会に向けて』というテーマの座学

自然環境、今起きている環境問題について

グループワークを交えながら学んでいきます。

自然環境にまつわるお話で、特に興味深かったことは、森にいるリスのお話です。

リスがあとで食べようと隠した木の実から芽が出て、

時が経ち、新しい木には、実がみのり、

またリスが食べたり蓄えたりを繰り返すのだそうです。

リスは自らの力でしぜんと持続可能な生活を過ごしていて、

なんて素晴らしい生き物だろう・・。と、

人間も学ばなくてはいけないなと考えさせられました。

 

次はお庭に出て、地球46億年の歴史を道に置き換え、

中島氏による解説でじっくりと地球誕生、

生物進化の物語を教えていただきました。

歴史をたどっていくと、地球全体が氷で覆われた全球凍結や、

隕石の衝突など、自分が住んでいる地球でもはじめて耳にすることばかり。

地球が誕生してから46億年の長い年月の中で、

人類が誕生してからほんのわずかな時間によって

大きく環境が変わっていることを実感しました。

毎回「環境教育」のプログラムの最後にネイティブアメリカンの残した

『地球は子孫から借りているもの』という言葉のお話をしていただきます。

過去から受け継ぎ未来へ残すものではなく、

未来から一時的に借りているという考えだそうです。

私たちが当たり前のように暮らしている生活も、

便利なものであふれていますが、自然に生かされています。

昨今起こっている環境問題から目をそらさず、

私たち現代人は小さなことでも

未来の地球のために見直していくことが

必要ですね。

 

後半は、コミュニケーション体験ワークショップ!

持続可能な未来を築いていくために必要なコミュニケーション能力。

グループにわかれ、相手にどうやって

【伝えるか】・【伝わるか】をゲーム形式で楽しく学びました。

▲学生さんも交えて和やかな雰囲気♪

 

富良野自然塾に参加し、

地球や自然環境と向き合うとても貴重な時間となりました。

鈴木ハーブ研究所はこれからも、

持続可能な社会を作っていくためにできることを、

一人一人が考え、未来から微笑みかけられる企業になるために、

環境、人、地域に真摯に向き合い、未来へつなげる“思いの輪”を広げて参ります。

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