効能豊かなハーブ『ゴボウ』

新型コロナウイルス感染予防のため、外出自粛が呼びかけられています。室内にこもることが多く、ストレスも増え、便秘へのリスクが高い今こそゴボウ料理やゴボウ茶を楽しんでみませんか。

日本では食用の野菜(根菜)として認識されていますが、欧米ではメディカルハーブとして、中国では漢方として、古くから用いられてきた植物です。

欧米では湿疹や腫れもの、ニキビ、蕁麻疹などの皮膚病や、痛風などの謝性疾患に血液浄化を効果として、喉の痛みや神経痛、関節痛の鎮痛など、内用や外用に利用され、利尿や緩下、利胆の目的にも使われています。

種や葉も漢方薬として利用されています。また、ゴボウとして食している根の部分は食物繊維を多く含み、便秘の改善や大腸ガンの予防、免疫力アップ、デトックス、ダイエット、若返りにも役立ち、利尿作用や血糖値を下げる作用もあるので糖尿病にも有効といわれています。

▲ゴボウの葉

ゴボウは秋から春にかけて掘り上げます。今の時期は春どれゴボウも出回っています。効能豊かなハーブを生活に取り入れて体を整えましょう。

ゴボウ茶

<材料>

ゴボウ 適量

<作り方>

ゴボウは中心部よりも皮のほうがうまみ成分が多いので、皮はむかずにたわしなどでよく洗い、包丁の背で皮をこそげ取る程度に。ピーラーなどでささがきし、キッチンペーパーなどで水切りしたものをザルに広げカリカリになるまで天日干しします。乾燥したゴボウ茶をティースプーン2杯程度を水300mlに入れ、沸騰させて色が出るくらいに煮出し、ゴボウを漉して出来上がりです。

即席ですぐに利用したい場合は電子レンジで3分ほど加熱し、フライパンで乾煎りしたものでも代用できます。

ゴボウ茶以外にも、きんぴらごぼう、ゴボウサラダ、ゴボウ入りかき揚げ、けんちん汁などに入れも美味しくいただけます。

 

文章

鈴木さちよ 著

 

監修

管理栄養士 坂本禮子

 

参考文献

『メディカルハーブの事典』林真一郎編 東京堂出版

『自分で採れる薬になる植物図鑑』増田和夫監修 柏書房

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