真っ赤な葉柄が特徴の甘酸っぱいハーブ『ルバーブ』

2019年06月04日 更新 | カテゴリー: SACHIYO's Herbal Garden Recipes

ルバーブは欧州ロシア(シベリア)の南東部から南部原産のハーブです。

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▲ルバーブ。葉柄(茎)は緑、赤色などがあります

日本には明治初期(1920年代)に伝わりました。主に長野県の野尻湖畔や穂高町で栽培が始まったと言われています。特に葉柄(茎)が赤いルバーブは大切にされ、今でも長野以外では珍品とされています。

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▲ルバーブの赤い葉柄(茎)

ルバーブは多くの酸(リンゴ酸、シュウ酸、クエン酸)を成分に含みます。また、葉柄(茎)は甘酸っぱいジャムとして利用されることで知られています。

根を乾燥させたものは古来より漢方薬として、便秘や生活習慣病などに利用されてきました。

春になると葉を地中より伸ばし存在感のある草丈となります。収穫は春から秋にかけて常時できます。全て収穫してしまうと株が弱ってしまうので、葉柄(茎)を2〜3本は残しましょう。

 


ヨーグルトやアイスのアクセントに

ルバーブのジャム


<材料>

ルバーブ(茎のみ)  200g

砂糖        80g

レモン汁   大さじ1

はちみつ   大さじ1

 

<作り方>

1.ルバーブの茎はよく水洗いして、1センチ程にざく切りにします。

2.鍋にルバーブ、砂糖を入れて混ぜ、1時間程度そのままなじませておきます。

3.ルバーブが少し浸るくらいの水分が出てきたら中〜弱火で煮込みます。アクをとりながら10~15分程度煮詰めます。(お好みでワインなどを大さじ1入れてもよいでしょう)

4.最後に、はちみつを加えさっと混ぜたら完成です。保存する場合は煮沸したガラス瓶を利用しましょう。

※ルバーブの葉は毒性があるため食べられません

 

参考図書

「ハーブの図鑑」萩尾エリ子著 池田書房

「ハーブの写真図鑑」レスリー・プレムネス著 ヴォーグ社

「地域食材資料」農文協

 

鈴木さちよ

 

監修

管理栄養士 坂本禮子

 


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