ニュージーランド地震が発生してから3日目、
被害の状況が明らかになるにつれて、被災者の数も増えてきそうです。

同じ地震国である日本に住む者として
身につまされる思いがします。

こういう災害や事故があると、
必ず日本人の被害者がいたのかどうか、が問題になり、
ニュースでもその点を強調した内容が多くなりますが、
日本人被害者がいなければ良い、
ということは決してないはずなので、
報道のあり方に疑問を感じることがあります。

同じ国籍の人がいるかいないかで、事の重大さをはかるような考え方は、
絶対にしたくないと思うのです。

日本人被害者がいる・いないに関わったことではありませんが、
今回は瓦礫に埋もれたまま見つかっていない留学生などがいることもあって
日本からも国際緊急援助隊が派遣されました。

このような災害時に活躍する『災害救助犬』も現地に派遣されましたが、
今回の災害に対しては、救助犬のなかでも若手のポープが選ばれたそうです。

救助犬にも、ベテランと若手がいるようで、
何日かかるかわからない、不慣れな地域での活動には、
体力もあって、身軽に動き回ることができる若手が適している、と
判断されたそうです。

望みを捨てない必死の救助活動。

少しでも多くの被災者が救いだせるよう、
若手の活躍に期待したいです。